コレが、SUSUKINO
No01

今宵は、すすきののど真ん中ではしご酒。「COCONO横丁」でほろ酔いのススメ

vol.189 (2024/7/15発売)

2023年秋のオープン以来注目を浴び続けている「COCONO SUSUKINO」。個性的な店が立ち並ぶ4階のレストランフロア「COCONO横丁」に訪れたのは、職場の上司・部下コンビである小林正典さんと蔵 雅矢さんだ。すすきのには毎夜繰り出しているが「COCONO横丁」は初訪問の小林さんと、COCONOは普段もっぱら映画を観るため足を運んでいるという蔵さん。

期待に胸を膨らませながら、いざ、めくるめく呑兵衛天国へ。

1軒目 まあるcasual

まず1軒目は、厳選素材の持ち味を生かした鉄板焼きが楽しめる『まある casual』。おつかれさまのビールで乾杯し、道産牛のサイコロステーキや季節の焼き野菜に舌鼓をうつ。

「俺、カウンターに座って調理の様子を見たいのよ。だから鉄板焼きが好きなんだよね」と小林さん。鮮やかな手さばきも、格好の酒肴になっているようだ。

日頃からよくサシ飲みに出かける二人だが、カメラが入っているためか(?)ややぎこちない様子で乾杯。しかし、グラスに口を付けるごとにリラックスした空気が流れ始める。ビールの後は、全国の銘柄をそろえる日本酒にも興味津々。

店名の通りカジュアルに利用してほしいと、軽くつまめる一品料理が充実。肉だけでなく野菜メニューも豊富だ。

「道産牛ひれ サイコロステーキ」2,013円。

カウンターに横並びでまずは乾杯だ。

2軒目 韓国バル YOI

続いて足を運んだ『韓国バル YOI』では、マッコリを飲みながらチャプチェ、キンパ、チーズタッカルビといった本場仕込みの料理を堪能。

蔵さんは、「今まで韓国に行く時のお目当てと言えば釜山のカジノでしたが、今度からは食もチェックしないとですね」と笑顔を見せる。つい最近プライベートで初めて訪れた韓国旅行でマッコリにハマったという小林さんは、店のスタッフともすっかり意気投合。リピート来店は確実のようだ。

本場・韓国の味をベースにしつつ、日本人の舌に合わせてアレンジした料理の数々。15~17時はお得なハッピーアワーも。

「チーズダッカルビ」約1,280円(価格は変動する場合もあり)

仕事の話は抜きにして、韓国旅行の思い出話に花が咲く。

3軒目 kappou 箸

すっかりいい心地で、3軒目『kappou 箸』の暖簾をくぐる二人。和食をベースに洋のエッセンスをさりげなくプラスした創作料理が、選りすぐりの日本酒と互いを引き立て合う。

「この店構えで、日本酒だけじゃなく道産ワインにも力を入れているのがうれしいね」と小林さん。テーブルに据え付けられた引き出しには箸と箸置きが収められており、客が好きな柄を自由に選んで使えるという粋なサービスにも感動しきりだ。

十勝牛、函館サーモンといったブランド食材が楽しめる。料理はもちろん、九谷焼を使用するなど器にもこだわりが。

刺身のおまかせ5種盛り合わせ3,080円。

和の風情でありながら堅苦しくないのがいい。

ここまで楽しみ切っても、時刻はまだまだ宵の口。はしごの順番や店の組み合わせを変えれば、何度でも違った楽しみ方ができる。上司と部下の垣根を越えてすっかり仲が深まった二人は、近いうちにきっとまた訪れることだろう。

TOPIC

7月15日(月・祝)~10月15日(火)の期間中は、横丁内の飲食店1軒利用につきスタンプを1つ捺印。3つ集めたらお好きな店舗で500円OFF、7つすべてを集めたら各店舗のおすすめメニューが一品無料になるというスタンプラリーも開催。この機会に、ぜひ “COCONOではしご”デビューをしてみては。